素直になることは負け

自己愛の多くは、素直になることは負けだと感じているようだ


例えば 会いたいと思ったとき


"暇だから、時間あるから、行ってあげてもいいよ"

"会いたいなら、行くよ"

などと、
何かあった場合に

常に相手に責任を負わせるような言い方から始まる

最初から自分は責任を負わずに済むように
下準備をしているのだ


なんなら、〇〇してやってもいいけど?


と、こういう上から目線なのだ


しかし奴らの本心は

自分が会いたいと思っている

けれど素直にそれを伝えることは負けなのだ

自分の中の美学が崩れるのだ


あなたはどうしたいの?
なぜ他人にばかり決めさせて
自分がどうしたいかは言わないの?
卑怯ね。


と言ってみた


"卑怯?卑怯だと?

俺がわざわざ君がかわいそうだと思ったから配慮して言ってあげたのに

恩を仇で返すようなことを言うお前はクソだな

人の気持ちもわからないのか"


と激高していました


おまゆうがすごすぎてね。
絶句しました


私はバカだったのでいちいちつっかかってしまうことも多々ありました


"素直になぜ言えないの?

そんな言い方より素直に会いたいなって言われたほうが私も会いたい気持ちになる"


と言ってみたら

"俺はいつも素直だ、自分に正直だ、かわいそうだから会ってやろうとしただけ"

って突っぱねていました

なんて生きづらい性格なんだろう


彼は私と知り合ったとき、まるで友人がたくさんいて、人脈があるような話をしていました


でも実際に一緒に過ごすと

彼は非常に孤独でした

周りには友達も誰もいません

仕事は頑張っているようですが

職場が違うので職場でどうしているのかわかりません。


"お前と知り合ったから、周りの人をすべて切った"

"俺の時間を全部お前にあげたいからだ"

と言っていましたが

多分私がいてもいなくても、
最初から彼の周りには人はいなかったのではないかと
私は思っています