人を褒めない

自己愛は他人を褒めません


自分に利益があるときはたまに褒めます


自己愛にとって"負け"にあたる"核心"の褒め言葉は絶対に言えません

例えば

かわいいな

かっこいいな

仕事できるね

頭いいね

など具体的に相手を指す褒め言葉は使えない

いや、使いたくないらしい

悔しいから。


でも自分は言われたい


そして自分がふられそう、立場が危うい、時には

簡単に上記の言葉をポロポロと駆使します


自己中すぎやしません?

根本には自分の容姿が一番なはず

自分の仕事っぷりが一番なはず

他人を褒めたりなんかしたくない!


みんな俺を見てよ!



っていう自分の立場が脅かされているという
揺らぎが生じているみたいです


私が新しい服を買ったり美容院に行ききれいにすると

その服、なんでその色にしたの?
他の色なかったの?

なんで髪染めたの?
色気づいてんの?

などと否定的で共感したり
ほめてなんかくれない

なんでそんなふうにしか言えないの?
冗談でもかわいいねって言ってくれたら
うれしいのに。


と私が言えば


悪いな、俺は正直者だから嘘つけないんだ…


と返してくる


普段嘘しかついてないくせに
こういう時だけ正直者だって。



しかし時間がたってから、こう言ってくることがよくあった。



ごめんホントはすごくかわいいと思ってた

でもお前が可愛くするのは

他の男からモテたいからだろ?

俺のためじゃない

他の男に見られたいからだ。

それが許せないんだ。

褒めたら調子に乗ってもっと可愛くなろうとするだろ?

だから褒めないんだ。

俺の健気な気持ち分かるだろ?





…。