オウム返し


自己愛は、非常に激しい対抗心を抱えている


自分は暇で、誰かは楽しんでいる


という状況は"ありえない"のだ


だから私がひとりで、自己愛以外の誰かと遊びに行けば

全力で邪魔をしてきた


鬼LINEや怒りの電話

「何時だと思ってるんだ(21時)」

「誰と飲んでいる?全員の写真とって見せろ」

「男がいるんだろ」

「早く終わらせろ」


そのときに私が

「私は友達と息抜きに飲みに行くのもだめなの?」

と泣いたことがある



逆に自己愛が飲み会に参加した日

帰りが遅かったので心配したら

「なんだよ、俺は息抜きに飲みに行くのもだめなのかよ」

とニヤニヤしながら言った



私や私の友達をネットストーカーし、


「あいつは誰だ?」

「あいつは怪しい」

「あいつを切れ」


私は、


「ネットストーカーなんて暇な人がやること、やめなよ、もっと生産性のあることをしようよ」


ある日私が自己愛に、


「あなたはSNSの友達ひとりひとり、私に説明できる?そんなこと望まれたらうざいでしょう?」

と言ったら


「まさかネットストーカーしたいの?そんなのは暇人がやることだよ、もっと生産性のあることをやったら?」


と返してきた



私の過去を遡って因縁つけるのが好きで、

「そういえばお前、一年前、こんなこと言ったよな」

「そういえばお前に、1年半前、こんなことされて俺はいまだに許してないんだからな」



それは突然はじまるのだ


だからその度に私は


「そのときはごめん、でも過去のことをいつまで言ってても何にもならないよ、未来志向になろ」


と言った



自己愛が私に朝、暴言を吐いた


その日の夜、


今朝みたいな暴言は悲しいと伝えた


するとやはり、





「なんだよしつけーな、過去のことをいつまで言ってても何にもならねぇよ、未来志向になれよ」


と言った



良かれと思って放った私の言葉は

全部仇となって私に返ってきたのだった